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主砲塔です。向かって左がキットパーツのまま。
表面のディテールを削り取りますが、エッチングパーツの取り付けガイドにもなりますので
うっすらと跡が残る程度にとどめます。
主砲塔測距儀カバーです。
左がキット状態でシャッター部分を開口、測距儀抜き取り孔カバーをエッチングパーツに替えます。
各エッチングパーツなどを取り付けて主砲塔完成です。
砲側直接照準鏡を1oプラ材で製作します。
主砲塔後面。
資料を元にディテールアップ。
何かと謎の多い主砲塔側面ですが、多くの方が様々な仮説を立てています。
松井としては最近の考証に多い複雑な面構成に以下の理由から疑問を感じています。
・面を複雑に組み合わせるより一括した曲面にした方が強度が高く、かつ軽量
要するに面を複雑に組み合わせるデメリットこそあれ、メリットが全く思い当たらないのです。
戦艦榛名主砲塔の例もあるので曲面の充分な厚さの装甲板が製作不可能だったとも思えません。
今後、新しい資料が出てくるのを待ちましょう。
主砲砲身。
ライオンロアのセットの真鍮製砲身、基部がちょっとオーバーサイズです。
各エッチングパーツを取り付けてディテールアップします。
塗装時の保持用に5o角材に2oの穴を開けて砲身差し込んでおきます。
副砲塔。
左側面測距儀下に金型のズレによる大きなへこみがあるのでポリパテで埋めます。
このあと正面の梯子を削り落とします。
副砲身。
ライオンロアのセット内の真鍮製砲身です。
軸部はキットパーツを加工して流用します。
砲身を接着して、エポキシパテで防水覆いを製作します。
覆いが付くと邪魔になりそうなのでこの前段階で
正面にエッチングの梯子を取り付けます。
副砲塔ターレットリング(?)
抜きの関係で通気口(軽め穴?)が楕円になってしまっているので
オーバーサイズですが1.2oのドリルで開け直します。
各エッチングパーツを取り付けて副砲完成です。
側面の遮熱版の通気口はキットのデカールにします。
出来れば溝を掘って云々と行きたいところですが、技術的な問題を
クリヤーできなかったので断念しました。
幅1o以下のくねくね曲がった溝を掘れれば…!
127o連装高角砲。
いきなり完成状態ですが、取り立ててたいそうな作業でもなかったんで…
各シャッターはライオンロアのパーツを使用しましたが、砲身用のシャッターは
実艦のそれとはあまりもイメージが違うので使用しませんでした。
キットパーツにエッチングノコでシャッターのモールドを掘るにとどめました。
砲身は角度が揃っていないと格好悪いので
7oのアルミ材をガイドにして接着しました。
25o3連装機銃のパーツ状態です。
免疫のない人が見たら硬直してしまいそうです。
かくいう松井も初めて目にしたときは少し途方に暮れてしまいました…
今回は27基製作します。
各パーツ必要な数切り出しておきます。
ちくちくと組み立てていきます。
大体一つ作るのに10分程度かかりました。
27基作るのに約4時間半…肩が凝ります。
ちなみに右に見える巨大な爪はピンセットの先っちょです。
27基完成した25o3連装機銃。
塗装時の保持用に段ボールに両面テープで貼り付けておきます。
全面に貼り付けると後で外せなくなるので端の方をちょこっと乗せる程度にとどめます。
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