タミヤ
1/350
大日本帝国海軍
戦艦

大和
製作記
(塗装、仕上げ編)
Making of
Tamiya
1/350
Imperial Japanese Navy
Batlle Ship
YAMATO
 
 
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全体にメタルプライマーを吹き付けた後、 喫水線下にC29艦底色を吹き付け、上からC59オレンジを吹き付けて変化を付けます。
※使用塗料は特別な表記以外はミスターカラーです。


航空機作業甲板のリノリウム部にリノリウム色を吹き付けます。
(リノリウム色:C29艦底色70% C58黄橙色30% C32軍艦色少々)


リノリウム押さえ金具の部分の塗膜を剥がします。エッチングパーツの真鍮地をそのまま利用します。


リノリウム歩行帯をマスキングします。


艦底部もマスキング、面積が広いのでコピー用紙を使用します。


塗装前の構造物群、この賑やかさともお別れです。


窓枠の内側に届くようにC2ブラックを吹き付けます。


煙突の中も後で色を入れにくくなるので先にC2ブラックを吹き付けておきます。


C32軍艦色2:70%+C2ブラック:30%を奥まった部分、影になる部分に 重点的に吹き付けます。


C32軍艦色2を上方から吹き付けます。奥まった部分には吹かないように注意します。


C32軍艦色2:70%+C1ホワイト:30%を直上から吹き付けます。 これがハイライトになります。


煙突、マストの塗り分けは形状が細かく複雑すぎてマスキングは困難なので、 筆で塗り分けます。


全体にC182スーパークリヤー艶消しを吹き付けて艶を消します。


木甲板シートを取り付けますが、その前に細かい部分を調整していきます。


ポラード部分も自分で切り出します。


副砲と艦橋の間はエッチングパーツで太ってしまっている関係上 かなり入れづらいので板目で切り離して分けて接着します。


大まかに3枚に分かれていますが、一度に全部貼らずに、ひとつずつ接着していきます。 接着にはエポキシ接着剤を使用しました。理由は航空機作業甲板を接着するのに使用したのと 同様の理由です。


ちょっと脱線して「大和最終時、甲板は黒かったのか?」です。 私なりの結論は「黒くなかった」です。証拠はこの写真、沖縄出撃直前に大和甲板上で撮影されたとされる 第二艦隊の司令部スタッフの記念写真です。どう見ても黒くないです。制服よりももちろん、周囲の 鼠色より甲板は明るいです。
さらに、レイテ(捷1号作戦)時に黒く塗られて、それの効果が認められ維持すべきとなれば、 その後入渠して機銃の増設工事などを行った際にも剥がされずに補修維持されたはずで、この写真の撮影時にも 黒かったはずです。それがこのように綺麗サッパリ無くなっているということは、少なくとも上層部から 塗るような指示は無かったと考えられます。


組み立て作業に入ります。中心線に近いモノから組み付けていきます。


中心線に近い射撃指揮所や主砲塔から組み付けていきます。


増設機銃も内側から舷側の順番で組み付けていきます。


高角砲も同様に組み付けていきます。


高角砲の射界制限枠を0.3o真鍮線で作ります。


1o厚のバルサ材を切り出します。


そのバルサ材を接着して係船桁にします。


空中線を取り付けていきますが、細すぎて殆ど見えませんねぇ・・・


絶縁碍子を作ります。 3oプラ丸材にリューターで溝を掘ります。


伸ばしランナーの要領で加熱してのばします。


加熱してのばしても断面形状は変わりません。


適当な長さに切り出して溝にはめ込むようにして接着していきます。


舷側手すりの取り付けをします。ライオンロアのセットは何故か 艦首や大和坂に対応した手すりが入っていませんでしたので、ゴールドメダルの セットを使用します。


さらに、ライオンロアの方はこの様な鎖状にもなっていませんでした。


切り出した際に出来る無塗装部分は後で筆でレタッチします。


旗は試しにアルミホイルをはさんで木工用ボンドで接着します。


乾燥後切り出してしわを付けてみます、なかなかいい具合の様です。

というわけで戦闘旗、中将旗を同様にして作りました。


最後に艦首菊花紋章にC9ゴールドを塗ります。


展示台にキット付属のネームプレートを付けて完成です! ネームプレートはC61焼鉄色を塗布した後タミヤエナメルXF−1フラットブラックを 塗りたくって乾燥後、エナメルシンナーでふき取り、乾燥後タミヤエナメルX−11クロームシルバーで ドライブラシしました。



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