タミヤ
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大日本帝国海軍
戦艦大和
(リニューアル版)
製作記
艦橋製作編


平成27年(2015年)7月10日完成

Making of
Tamiya
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Imperial Japanese Navy
Batlle Ship
YAMATO
 
 
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艦橋の仮組。艦橋はモールドを再現するためかえらい分割構造です。



艦橋の遮風装置です。
外形はとても良いのですが、開口部のディテールがかなり省略されています。



ライオンロアのセットにエッチングパーツがありますが、
試作してみたところ外形があまり良くないので使用を見送ります。


キットパーツを内側から削り込みます。


防空指揮所に接着します。
ここの縁も薄く削り込んでおきます。



プラペーパーで仕切りを作ります。


下部の吸気部の三角形の部分は縁を薄く削り込みます。



下部の吐き出し口は深く彫り込みます。


丸窓を0.7oドリルで開口します。


エッチングパーツを本格的に付ける前に付けられるキットパーツを
接着していきます。


今回窓枠は曲げやすいポントスモデルのモノを使用します。



機銃射撃指揮装置にはライオンロアのエッチングパーツをつけますが、
組み立て説明書は相変わらず逆さまです。


こちらは探照灯管制機です。
モールドを削り落としてからエッチングパーツを接着します。


キットはシールを貼る仕様ですが、これくらいはモールドして欲しかったです。
旧キットはされていたのに…


航海用測距儀に0.2o真鍮線で伝声管を追加します。


二二号電探はラッパ部をデザインナイフなどで彫り込みます。


ポントスモデルのセットに一応ディテールアップパーツがあるのですが、
あんまりにも形状が違うので使いません。



背面のラッタルなどの組み付け。
踊り場はキットパーツの方がしっかりしているし
ディテール的にも過不足無いのでそのまま使用します。


信号所甲板のラッタルが通る場所には仕切りがあるので0.2oプラ板で作ります。



ヤードの60センチ探照灯のある部分に凹みがあるのですが、
ここは実はへこんでいないという解釈を支持しているのでシアノンで埋めます。



真ん中のヤードはエッチングパーツに交換します。



防空指揮所の伝令所の形状などが発見された武蔵で確認されました。
意味不明の窓があるのでプラペーパーでそれっぽく作ります。
窓っぽく見えるだけで別の何かなのかも…?


伝令所の中にプラ材で計器等をそれっぽく作ります。



艦橋測距所の支筒です。 補強リブをプラペーパーに作り替えてディテールアップします。
横方向にも補強リブが付きます。


ヤードの根元に付く探照灯の周りに付く手摺はセットに適当な物が無かったので
ゴールドメダルのパーツセットから流用します。



伝令所の上に横棒が渡されています(天幕支柱?)
伸ばしランナーでそれっぽく作ります。




測距所の工作。
下部の補強材はエッチングパーツに交換するので切り落として
観測窓は今回開口します。


エッチングパーツを接着、
中央の足場は無いことが判っているので使いません。



手摺はポントスモデルのセットから、上部は切り落として支柱を
外側に折り曲げてリード線をほぐしたモノで手摺を再生します。
外側に曲がっているのは、主砲射撃指揮所から伸びている信号ヤードをクリアするためです。


測距儀カバーはライオンロアのエッチングパーツに替えます。


二一号電探の組み立て。
部品構成が豊かなライオンロアのモノを使用します。





細かい部品ですが、急がずひとつずつ接着していきます。



両側に付けたアンテナが一直線になる様注意します。


航法灯には補強リブが付きます。
ちょっとオーバーな表現かも知れません。


ループアンテナは背が低いので真鍮線で継ぎ足して
伸ばしランナーで支持ワイヤーを作ります。


E27逆探を接着。0.2oの真鍮でブラケットを作ります。


かくして艦橋がやっとこさほぼ完成です。
幾度も作った勝手知ったる大和型、なんて考えていましたが
リニューアルキットは旧版よりひと味もふた味も違いました。